ランディングページのCVRを上げる実務ポイント
実務で効きやすい順にまとめると、次のポイントです。
1. ファーストビューを最優先で見直す
訪問直後の数秒で「自分向けか」「何が得られるか」が伝わることが重要です。
- 見出しでベネフィットを端的に示す
- 対象ユーザーを明記する
- 証拠になる要素(実績、導入社数、レビュー、数値)を置く
- CTAをファーストビュー内に配置する
例
- 「高機能なツール」より「制作時間を半分に短縮」
- 「無料で資料請求」など、行動後の結果がわかる文言にする
2. CTAを改善する
CTAは「見つけやすさ」と「押しやすさ」が大切です。
- 文言を具体化する
- 色・サイズ・余白で目立たせる
- 配置を増やす
- ファーストビュー
- 中盤
- 末尾
- スクロールが長いLPでは追従ボタンも検討する
チェック項目
- ボタンが背景に埋もれていないか
- 「申し込む」だけでなく、行動の内容がわかるか
- クリックしたくなる不安の少ない文言か
3. LPと広告・検索意図の一貫性を保つ
流入元とLPの内容がずれると離脱しやすくなります。
- 広告文の訴求とLPの見出しを一致させる
- 検索クエリに合った内容を最初に出す
- 訴求のズレがないか流入別に確認する
4. 表示速度を改善する
遅いLPはそれだけで離脱要因になります。
- 画像を圧縮する
- WebPなどの軽い形式を使う
- 不要なJavaScript/CSSを削減する
- 遅延読み込みを使う
- CDNを活用する
確認ツール
- PageSpeed Insights
- Core Web Vitals
5. 入力フォームを軽くする
フォームでの離脱は非常に多いです。
- 入力項目を減らす
- 必須・任意を明確にする
- エラー表示をわかりやすくする
- 入力途中で迷わせない
- 可能ならフォーム一体型LPも検討する
実務の考え方
「情報を多く集めたい」より「まずCVを取る」を優先し、必要最小限から始めるのが基本です。
6. 社会的証明を入れる
不安を減らす材料があるとCVRが上がりやすいです。
- 導入社数
- 利用者レビュー
- 事例
- 実績数値
- 受賞・認証情報
ポイント
見せるだけでなく、その情報が何の安心材料かを近くに書くと伝わりやすいです。
7. 情報の順序を整理する
読みにくいLPは途中離脱を招きます。
- 結論から書く
- 見出しで内容が追えるようにする
- 1ブロックの文章を短くする
- 箇条書きを使う
- 重要情報を上部に置く
典型的な流れ
- 誰向けか
- 何が解決できるか
- なぜ信頼できるか
- どう申し込むか
- 不安への回答
8. まずはABテストで検証する
一度に大きく変えず、1要素ずつ試すのが実務的です。
- 見出し
- CTA文言
- CTA色
- フォーム項目数
- 実績表示の有無
- ファーストビューの構成
進め方
- 仮説を立てる
- 1項目だけ変える
- 十分な期間で比較する
- 勝ち施策を残す
9. 分析で「どこで離脱しているか」を特定する
改善前に現状把握が必要です。
- ページ滞在
- スクロール率
- CTAクリック率
- フォーム到達率
- フォーム完了率
- 離脱箇所
使える視点
- ヒートマップ
- クリック分析
- フォーム分析
- 流入元別CVR
まず着手しやすい優先順位
実務では、次の順で進めると効率的です。
- ファーストビュー改善
- CTA改善
- 表示速度改善
- フォーム改善
- 社会的証明の追加
- ABテストで検証
必要なら次に、
「BtoB向けLP」 と 「EC/資料請求向けLP」 に分けて、具体的な改善チェックリスト形式で整理できます。
