UTMパラメータの基本構造とURLへの付与方法

UTMパラメータの基本構造は、URLの末尾に「?」を付け、その後に「utm_source=〇〇」「utm_medium=〇〇」「utm_campaign=〇〇」などの形式でクエリパラメータとして追加します。複数のパラメータを付与する場合は「&」でつなげます。


UTMパラメータの種類と役割

パラメータ名 必須/任意 役割・意味
utm_source 必須 流入元(参照元)を示す。例:google, facebook
utm_medium 必須 流入の媒体タイプ。例:cpc(広告)、email、social
utm_campaign 必須 キャンペーン名。例:summer_sale2025
utm_term 任意 有料検索広告のキーワード指定。例:blue+shoes
utm_content 任意 広告コンテンツの区別(A/Bテストなど)。例:banner_1

URLへの付与方法

  1. 基本構文

    https://example.com/page?utm_source=〇〇&utm_medium=〇〇&utm_campaign=〇〇
    
  2. 複数パラメータの連結

    • 最初のパラメータは「?」で開始
    • 2つ目以降は「&」でつなぐ
      例:
    https://example.com/page?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=autumnsale&utm_term=shoes&utm_content=banner1
    
  3. 注意点

    • 日本語などのダブルバイト文字はURLエンコードが必要
    • パラメータ名は小文字で統一するのが一般的
    • 記述ミスを防ぐためにGoogleのキャンペーンURLビルダーなどのツール利用がおすすめ

具体例

https://myshop.com/sale/?utm_source=instagram&utm_medium=social&utm_campaign=summer_sale

この例は、Instagram(utm_source)経由のSNS投稿(utm_medium)で「summer_sale」というキャンペーン(utm_campaign)からの流入を示しています。


以上がUTMパラメータの基本構造とURLへの付与方法の概要です。これにより、Googleアナリティクスなどの解析ツールで流入元やキャンペーン効果を正確に把握できます。

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