Google One料金改定(2025年8月)とその背景・影響

2025年8月からGoogle One(Google Driveの有料ストレージサービス)の料金が改定され、100GBプランは年額2,500円から2,900円へ約16%値上げされました。また、2TBプランも同時期に値上げされ、月額1,300円から1,450円、年額14,500円となっています。

この料金改定の背景には、インフレや運用コストの上昇、ストレージ需要の増加、セキュリティやサービス品質の向上といった要因が挙げられています。Googleはこれまで比較的安価な価格でサービスを提供してきましたが、こうした外部環境の変化に対応するための値上げと見られています。

影響としては、日々の支出に敏感なユーザーにとっては負担増となり、特に無料容量15GBを超えて利用しているユーザーは料金上昇を受け入れるか、プランの見直しや他サービスへの乗り換えを検討する必要が出てきます。また、Googleフォトの無料無制限アップロード終了(2021年6月)以降、Google Oneの有料プランへの依存度が高まっているため、今回の値上げはユーザーにとって心理的な負担感も伴っています。

なお、値上げは自動更新対象のユーザー全員に適用され、変更後の価格に同意しない場合は更新日の1日前までにキャンセルが必要です。

【2025年8月以降の主なGoogle One料金例】

プラン名 旧料金(月額/年額) 新料金(月額/年額)
100GB(ベーシック) 250円 / 2,500円 290円 / 2,900円
2TB(プレミアム) 1,300円 / 13,000円 1,450円 / 14,500円

(※年額は税込み価格、月額は税込み価格の例)

以上のように、2025年8月のGoogle One料金改定は、運用コストやサービス向上のための値上げであり、ユーザーの利用環境や支出に影響を与えています。

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