IndexNow関連ツール・リソースの紹介
IndexNowは、BingとYandexが開発したオープンソースのインデックス作成プロトコルで、ウェブサイトの新規・更新・削除情報を検索エンジンに即座に通知し、インデックス化を高速化します。以下に、IndexNowの導入・運用に役立つ主要なツール・リソースを紹介します。
主要なサポートプラットフォーム・CMS
プラットフォーム/ツール名 | 特徴・対応状況 |
---|---|
Cloudflare | 公式ドキュメントでIndexNowの設定方法を解説。大規模サイト向け。 |
Bing Webmaster Tools | IndexNowの通知先として直接利用可能。URL送信やステータス確認が可能。 |
Yandex Webmaster Tools | Bingと同様にIndexNowをサポート。 |
WordPress | 公式プラグインやAll in One SEO、Rank Mathなど主要SEOプラグインが対応。自動でAPIキー生成・通知。 |
Wix | 公式サポートあり。設定画面から簡単に有効化可能。 |
Duda | 公式サポートあり。CMS内で設定可能。 |
All in One SEO (AIOSEO) | Feature ManagerでIndexNowを有効化。コンテンツ更新時に自動通知。 |
Rank Math | SEOプラグインとしてIndexNow対応。 |
その他のSEO・監視ツール
- Ahrefs:自社検索エンジン「Yep」でIndexNowをサポート。サイト監査ツールと連携し、変更をリアルタイムで検知。
- Botify / OnCrawl / ContentKing:クローラー型SEOツールでIndexNow通知機能を提供。
- Naver / Seznam.cz:韓国・チェコの検索エンジンもIndexNowをサポート。
導入方法・リソース
- 公式ドキュメント:CloudflareやBingの公式ドキュメントに詳細な設定手順が記載されています。
- WordPressプラグイン:「IndexNow」プラグインをインストールし、ダッシュボードから簡単に設定可能。APIキーも自動生成。
- APIキーの設置:CMS以外のサイトでは、APIキーをルートディレクトリに設置し、URLを送信することで導入可能。
- Webマスターツールでの確認:BingやYandexのWebマスターツールで、URLが正しく通知されているか確認できます。
注意点・補足
- 自動化のメリット:プラグインやCMS連携により、手動でのURL送信が不要になり、SEO作業の効率化が図れます。
- 対応検索エンジン:現時点で主にBing、Yandex、Naver、Seznam.cz、AhrefsのYepが対応。Googleは非対応です。
- データの鮮度向上:IndexNowを活用することで、検索エンジンのクロール負荷を減らしつつ、コンテンツの鮮度を保てます。
まとめ
IndexNowは、CMSプラグインやクラウドサービス、SEOツールと連携することで、誰でも簡単に導入・運用できる仕組みです。主要なプラットフォームが公式サポートしているため、サイトの規模や技術力に応じて最適な方法を選択できます。詳細は各公式ドキュメントやプラグインのヘルプを参照してください。