YouTube広告には主に6種類のフォーマットがあり、それぞれ特徴と最適な用途が異なります。以下に代表的なフォーマットの特徴と適した使い方をまとめます。
| 広告フォーマット名 | 特徴 | 最適な用途 |
|---|---|---|
| スキップ可能なインストリーム広告 | 動画の再生前後や途中に表示され、5秒後にスキップ可能。CPV課金。比較的長尺(15秒~3分)も対応。 | 認知向上から検討促進、行動喚起まで幅広く使える。ユーザーの興味を引きつけたい場合に有効。 |
| スキップ不可のインストリーム広告 | 15秒または30秒以内でスキップ不可。CPM課金。メッセージを確実に伝えたい場合に最適。 | ブランド認知や重要なメッセージの完全視聴を狙う場合。 |
| バンパー広告 | 6秒以内の超短尺でスキップ不可。CPM課金。短時間で強い印象を残す。 | ブランド認知の強化やリマインドに適している。 |
| インフィード動画広告 | 関連動画や検索結果にサムネイル+テキストで表示。ユーザーがクリックして視聴。CPC課金。 | 興味関心の高いユーザーにリーチし、比較検討や動画視聴促進に効果的。 |
| マストヘッド広告 | YouTubeホーム画面の最上部に大きく表示。CPM/CPD課金。短期間で大規模リーチ可能。 | 短期間で圧倒的なリーチを獲得したい大規模キャンペーン向け。 |
| YouTubeショート広告 | Shortsフィード内に表示される縦型短尺広告。モバイルユーザーに強い。 | 若年層やモバイルユーザーへの訴求、自然な流れでの認知拡大に最適。 |
補足情報
- 課金形態はフォーマットによって異なり、CPV(視聴課金)、CPM(インプレッション課金)、CPC(クリック課金)などがある。
- 動画の長さやアスペクト比もフォーマットごとに規定があり、バンパー広告は6秒以内、インストリーム広告は15秒~30秒程度が多い。
- 2025年以降は、縦型・短尺・インタラクティブ広告やAI最適化がトレンドで、特にショート広告やインフィード広告が成果を出しやすいとされている。
- 広告の目的(認知、検討、購買促進)やターゲット層、配信面に応じて最適なフォーマットを選ぶことが重要。
これらを踏まえ、YouTube広告のフォーマットは「伝えたいメッセージの長さ・強制視聴の有無」「ターゲットの行動特性」「配信場所」などに応じて使い分けるのが効果的です。
