【2025年版】Googleドライブの料金プラン徹底解説|無料プランから有料ストレージの選び方まで

NaviShark 2025-05-21

クラウドストレージは今や、個人利用からビジネスシーンまで欠かせない存在です。その中でもGoogleが提供する「Googleドライブ」は、GmailやGoogleフォト、Googleドキュメントといった他のGoogleサービスと連携できることから、非常に人気のある選択肢です。

本記事では、Googleドライブの料金プランについて、2025年現在の情報をもとに詳しく解説します。特に日本国内での料金(日本円:JPY)についても触れつつ、無料プランから有料プランの違いや選び方のポイント、ビジネス利用時のGoogle Workspaceとの違いも含めて説明します。


Googleドライブとは?

Googleドライブは、Googleが提供するクラウドベースのファイル保存・共有サービスです。インターネットに接続されていれば、PC・スマートフォン・タブレットなど、どんなデバイスからでもアクセスでき、写真、動画、ドキュメント、PDFなど様々なファイル形式に対応しています。


Googleドライブの基本:無料で使える容量

Googleアカウントを作成すると、誰でも無料で15GBのストレージを利用できます。この容量は以下の3つのサービスと共通です:

  • Gmail(メールの添付ファイルなど)
  • Googleドライブ
  • Googleフォト(高画質写真の保存)

ただし、Gmailの添付ファイルやGoogleフォトに保存されている画像もこの15GBの中に含まれるため、使い方によってはすぐに容量不足になる場合もあります。


有料プラン「Google One」とは?

Googleドライブのストレージ容量を拡張するには、Google Oneという有料サービスに加入する必要があります。Google Oneでは、以下のような容量プランが用意されています。


Google Oneの料金プラン一覧(日本)


プラン名月額料金(税込)年額料金(税込)ストレージ容量主な特典内容
ベーシック¥250¥2,500100GBファミリー共有、Googleサポート、特典割引
スタンダード¥380¥3,800200GB上記に加え、より多くの保存容量
プレミアム¥1,300¥13,0002TBVPNサービス(対象国のみ)、最大5人と共有
上位プラン(選択制)¥6,500〜¥65,000〜10TB〜30TB大容量クラウド、プロ向け、特別サポート等

※料金は2025年5月時点の日本国内価格です。為替やGoogleの方針によって今後変更の可能性があります。


年額払いと月額払いの違い

Google Oneは月額払いと年額払いの2種類から選べます。年額プランは12か月分を一括で支払うことで、実質2か月分無料になるため、長期的に使う予定がある場合は年額払いのほうがコストパフォーマンスが高くなります。


無料プランと有料プランの違い


項目無料プランGoogle One(有料)
容量15GB100GB〜30TB
ファミリー共有×○(最大5人)
Googleサポート×(自己対応)○(メール・チャット)
VPNの提供×○(一部地域)
特典・割引×○(Googleストア割引など)


Google Oneのファミリー共有とは?

Google Oneに加入すると、最大5人までのファミリーメンバーとストレージを共有することができます。家族や共同作業チームで利用する場合に便利で、個々のファイルはプライベートのまま保持されるため、セキュリティも安心です。


Google Workspaceとの違い(ビジネス利用向け)

企業やチームでGoogleドライブを使う場合は、Google Workspace(旧G Suite)の導入が推奨されます。こちらはGoogleドライブだけでなく、Gmail(独自ドメイン対応)、Googleカレンダー、Google Meet、Google Chatなどの統合型サービスが利用可能です。

Google Workspaceの主なプラン(日本価格)


プラン名月額料金(1ユーザーあたり)ストレージ容量
Business Starter¥85030GB
Business Standard¥1,7002TB(ユーザーごと)
Business Plus¥2,5505TB(ユーザーごと)
Enterprise要問い合わせ無制限または大容量

※料金は2025年5月現在、日本円での参考価格です。


どのプランを選ぶべき?用途別おすすめ

1. 個人利用で写真や文書を保存したい場合

→ 100GBのベーシックプラン(¥250/月)がおすすめ。Googleフォトやドキュメント保存には十分な容量です。

2. 家族で共有したい・動画も保存したい場合

200GBまたは2TBプランを選ぶと、ファミリー共有や大容量動画の保存にも対応できます。

3. フリーランス・個人事業主

→ **Google WorkspaceのBusiness Standardプラン(¥1,700/月)**なら、ビジネス用のメールアドレスや大容量ストレージを備えています。

4. 中小企業・チーム利用

→ Google WorkspaceのBusiness PlusまたはEnterpriseが適しています。


支払い方法とキャンセルについて

Googleドライブの有料プランの支払いは、以下の方法に対応しています:

  • クレジットカード(Visa、Mastercard、JCBなど)
  • デビットカード
  • Google Play残高(ギフトカード含む)
  • 携帯キャリア決済(一部キャリア)

キャンセルはGoogleアカウントからいつでも可能で、キャンセル後も請求期間終了までは使用可能です。


セキュリティとプライバシーについて

Googleドライブでは、以下のようなセキュリティ対策が施されています:

  • 2段階認証によるログイン保護
  • ファイルの暗号化(転送時および保存時)
  • アクセス権限の細かい設定が可能(特定ユーザーとのみ共有、リンクの限定公開など)

日本国内での利用でも、Googleは個人情報保護法(PIPL)やGDPRなどの規制に準拠しており、ビジネスユースでも信頼されています。


よくある質問(FAQ)

Q1: Googleドライブの容量がいっぱいになったらどうなる?

A: 新しいファイルのアップロードができなくなり、Gmailではメール送受信に支障が出ることがあります。ストレージを空けるか、Google Oneにアップグレードしましょう。

Q2: 無料のまま容量を増やす方法はある?

A: 過去にはプロモーションで追加ストレージが提供されたこともありますが、基本的には有料プランに加入する必要があります。

Q3: Google Oneの契約は家族全員で共有できますか?

A: はい。最大5人までファミリーメンバーとして追加可能で、各自のファイルは分離された状態で使えます。


まとめ

Googleドライブは無料でも15GBと比較的多めのストレージを提供していますが、メールや写真を多く使う人にとっては容量が不足することもあります。そんなときには、コストパフォーマンスに優れたGoogle Oneの有料プランが有力な選択肢となります。

日本国内でもリーズナブルな料金で利用可能であり、さらにファミリー共有機能やGoogleサポート、VPN提供などの付加価値も得られます。仕事やチームでの利用を考えている場合は、Google Workspaceの導入も検討してみましょう。

Googleのエコシステムを最大限に活用するためにも、自分の用途に合ったプランを選んで、賢くクラウドストレージを使いこなしてください。


補足:この記事は2025年5月現在の情報を元にしています。Googleの料金やサービス内容は随時変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。